肝臓がんの知識ガイド TOP > 原発性肝がんの治療2

原発性肝がんの治療2

原発性肝がんの治療方法は、肝臓を切除する方法だけでなく他にも種類があります。
それらを次に紹介します。
●ラジオ波熱凝固療法
この治療方法は、電磁波であるラジオ波の熱を用いて、がんを焼く方法です。
超音波画像を確認しながら、体の外からがん細胞のある場所へ針を刺していきます。
そしえ、針の先端からラジオ波を流して、がんを焼きます。
この治療方法は、2004年に健康保険適用となり、がんが小さく、数も少ない場合に検討されます。
局所麻酔で行うため、体への負担は手術に比べたら軽く、入院期間も3日から5日ほどです。
ただし、直接がんを見て治療するわけではないので、完全にがんを焼くことができたかどうかは確認できません。
そのため、再発を考えたら、手術よりも多いとされています。
●肝動脈塞栓療法
この治療方法は、がんの数が多かったり、大きかったりして、手術ができないときに検討される治療方法です。
カテーテルを太ももの付け根から肝臓のがんのあるあたりにまで挿入していき、抗がん剤を注入します。
そして、ゼラチン粒子などの物質も注入して、がんのある近い部分の血管を塞ぎ、がんを死滅させます。
この治療方法を1回行っただけでは、治すことが難しいため、繰り返し行う必要があるのです。
この治療方法を行うことで、「腹痛」「吐き気」「発熱」「食欲不振」などの副作用を伴うことがあります。
これら副作用の症状は、2日から3日もすれば治まります。
●抗がん剤治療
2009年5月より日本で使えるようになった「ソラフェニブ」という抗がん剤は、肝細胞がんに効果が期待できるとされています。
それまで日本では、肝細胞がんに効果のある薬はありませんでした。
このソラフェニブは、がん細胞が増えることを抑制し、がんに栄養をあたるための血管が作られないように働きます。
しかし、この抗がん剤にも副作用の症状が起こることがあります。
主に、「手足症候群」「高血圧」「下痢」などです。
手足症候群とは、手や足に発疹ができ、腫れたりすることもあります。
これらの症状は、軟膏などで改善することができます。
また、まれではありますが、間質性肺炎や急性肺障害、出血の症状が出る場合があります。
咳などの症状がみられたときは、医師に相談してください。

サイトMENU

Copyright (C) 肝臓がんの知識ガイド. All Rights Reserved.